レオパレスの作り方
月末のドタバタで超絶忙しくて昨日の投稿をさぼりました。
スミマセン。
今日は何を書こうかと思ったのですが、、、、
本来ならば、昨日の続きなのですが、、、、
忘れてしまわないうちに書いておくべきことが一つ。
それは、レオパレスの作り方。
レオパレス21や大東建託や積水ハウス、ダイワハウス、旭化成ホームといった同種の建物はほぼ、作り方は同じです。
- 基礎をうつ
- クレーンが外壁部分、階段などを吊り上げてはめ込む。
- 屋根をつける
- キッチンなどを設置
- 内装工事
- 外構工事
といった感じです。
でも、2番の工程が他と違います。
本来、住宅の建築は地方公共団体(郡市区町村など)に提出した建築設計図面に基づいて行われます。
それは、「建築士」と呼ばれる、国家資格を持つ技術者が書いた図面です。
建築士は
1級建築士
2級建築士
と格付けがあります。
もちろん「1級建築士」が上位になります。
何が違う?かというと、受注した金額の違いがあります。
原則として受注金額が3,000万円を超えた場合は、「1級建築士」の仕事になります。
レオパレスの受注単価は2億円から3億円程度になるので、「1級建築士」の仕事になります。
(ちなみに僕の戸建て住宅は2890万円だったので「2級建築士」の設計でした。
「1級建築士がいい!!」といったけど「私がやります」と2級建築士が担当されました。。。。orz)
さて、何を言いたいかというと、、、、
大東建託や積水ハウスなどの住宅メーカは、当然のことながら、この設計書に基づいて建築がなされています。
ところが、、、
なんと、レオパレス21にいたっては、「設計書」を用いずに「作り方マニュアル」というのがあって、この「マニュアル」を見ながら職人が建築するという手順になっていました。
はっきり言っておきます。
これらのハイツは、「プラモデル」のごとく、1日または2日で構造部分が出来上がっていきます。クレーンで「吊り上げ」て、「降ろし」て、「固定」しての繰り返し。
お料理レシピのごとく、「マニュアル」があってもおかしくはない。
でも、「設計書」と「マニュアル」に書かれている「部品」がまったく違うというのがビックリ。
現場で作業をしている職人は当然ビックリ。管理責任者に「部材が違う」というと、「本社に確認する」というけど、作業は継続。
もちろん、その現場にて仕事を受けている以上、決められた時間に組み上げるという至上命題があるので、やらなきゃいけない思いでやってしまう。
自治体の承認を受けた設計書と違うものができていながら、完成検査で1級建築士が「承認」してしまう。それをさらに「承認」する自治体。
一番かわいそうなのは誰かわかりますか?
建築主のオーナーです。
なんせ、約束したものと違うものに対してお金を払わされるという悲劇。
極端な例でいうと、「マグロです!」と言いながら「カツオ」を食べさせられる感じかな?「国産です」と言いながら「外国産」、「天然です」と言いながら「養殖」だったり。
たとえ話は難しいが、価値の無いものを購入させられているということ。
そういう現場で、惰性で働く職人と、工事を止めずに何も管理していない現場管理の担当。
この会社に未来はあるか?