レオパレス21のビジネスモデルとは
連日、ニュースで大騒ぎになっている、レオパレス21の建築不正問題。
一時は、藤原紀香、堀北真希など有名女優が出演するCMでビジネスの好調をうかがわせていただけに、最近の不正の連鎖に耳を疑ってしまう。
では、レオパレス21のビジネスモデルとはどのようなものだったのか?
レオパレス21は、もともと賃貸住宅の仲介事業を中心とする不動産会社でした。
バブルの時代には、自社でアパートを建築するという事業に乗り出しました。
ただ、「自分で土地を購入して」となると、開発費用が掛かるので、地主さんに「アパート建てませんか?」「安定した家賃収入で生活しませんか?」と勧誘して地主に建築費用を出させます。
そして、このアパート・ハイツに居住者をあっせんして「仲介手数料を得る」というビジネスです。
つまり
1.アパート・ハイツの建築費用
2.建築したアパートへの居住者の仲介手数料
が収益のメインとなります。
このビジネスモデルで同様の事業をしている企業でいうと、
などがあります。
言わずもがなですが、上記に挙げた企業は同じ問題を引き起こしたという訳ではありません。
今回のレオパレス21の問題を受けて、上記の会社が「疑念」を抱かれたようで株価の下落のとばっちりを受けています。